家相について 3 -間取りの方位について- |
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「風水の真実」に戻る 従来の家相とは異なる間取りの方位 鬼門について 「家相について」の1と2は、従来の家相の本と霊能者たちの主張が一致する部分がほとんどですが、ここで述べるのは そうしたときに出会ったのでが宜保愛子さんの家相の本です。宜保さんは、方角を細かく分ける従来の日本固有の家相を「複雑怪奇」と断じています。そう、まさに複雑怪奇です。そして、家相における方位についてはきわめてシンプルな説を主張しています。すなわち…… 「リビングなどの居室は東から南に設けて、窓からたっぷりと日光や風を入れるのがよい(特に朝日を中心にした午前中の光)。しかし、逆に風呂・トイレ・台所・洗面所などの水回りは東から南にかけては作ってはいけない。北から西の方角に設けること。また汚水もそちらのほうに流すこと」 これなら従来の家相に較べるととても とはいったものの、すでに建ててしまった家では簡単に風呂やトイレの位置を移すというわけにはいきません。また、これから建てる家にしても、敷地の関係などで、どうしても理想的な家相にはならないというケースも多いでしょう。そこでその場合の凶作用を和らげる方法について次に述べようと思います。なお、居間・寝室・子供部屋などの居室は東から南に設けて日光をたっぷり入れるのがいいといっても、隣にビルなどがあって日光が入らないという家もあります。その場合、天窓を設けるなどして日光を入れるのが理想ですが、たとえ直射日光が入らなくても午前中の「気」は入ってきます。ですから、 では、東から南にかけて風呂・トイレなどの水回りがあるケースですが、やはり一つかみの塩を小皿などに載せて置くことが凶作用を和らげるのに効果的です。Dr.コパは盛り塩は一週間程度で交換するといいと書いています。また、水晶や、ヒランヤなどの気が出るプレートを使うのもいいでしょう。そして、上下水道のパイプが東から南にかけて埋まっているのは凶です。とくに下水はよくないのですが、これについて宜保さんの本には次のように書かれています。 「実は、わが家の下水は東南に……という方は、汚水の流れだすもとの近くに、一つかみの塩を埋めていただきたいと思います。一回だけで結構です。コンクリートで固められ、穴が掘れないときは、小さな植木鉢に一つかみの塩を入れ、土で 費用はかかりますが、同じ場所に水晶球などを埋めるのも効果的だと思います。 ところで、家相の方位のことで必ず出てくるのが 宜保愛子……私の家相では鬼門などはあまり関係ない。 下ヨシ子……鬼門からは 江原啓之……方位はあまり気にしなくてもいいが、鬼門や裏鬼門というのは、あながち迷信とは言いきれない。トイレはともかく、玄関は作らないほうがいいと思う。 Dr.コパ……鬼門、すなわち東北は神様がいらっしゃる方位といわれ、神聖なパワーがある。浴室・トイレなどの水回りはないほうがいいが、いつも掃除をして清潔にしていれば必要以上に 興味深いのは、霊能者の人たちと同様、風水のDr.コパも「鬼門はさほど恐れる必要はない」という意見になってきていることです。鬼門は神様の方位であり、常に清潔にしておく必要があるという点で下ヨシ子さんと共通しているのも面白いところです。この傾向はほかの風水の専門家が書いた本を見ても同様であり、昔のようにやたらと鬼門を恐ろしい方位と考えるのは「時代おくれ」になりつつあります。ただ、霊能者たちの意見も分かれる部分があるのは迷いますが、私は下さんの書かれたように、鬼門・裏鬼門を塞いだりせずに清潔を心がけるというのが正解ではないかと考えています。 「風水の真実」に戻る 「家相について4」に進む このページのトップに戻る |