人類の歴史を変える新哲学 |
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おしらせ 本サイトは、諸事情により2024年1月いっぱいで 閉鎖する予定です。長い間ありがとうございました。なお、書籍の「ザ・有名人占星術」は、加筆訂正などを行い、2024年の秋ごろに「新版・有名人占星術」として出版する予定です。 現在の、特に先進国における様々な社会問題の根本原因は、「自由・平等・博愛」の過剰によるものである。すなわち、「自由・平等・博愛」においても、「中庸」が求められる。上の図は、平等に関するものだが、これを自由と博愛に置き換えても、同じ図が成立する。 人間の本能を否定する「ユートピア的理想主義」こそ、人類の不幸の根源である。 (『過度の差別』と『過度の平等』は、「ユートピア的理想主義」というコインの表と裏) ※自由民主主義からユートピア的理想主義的要素を排除すべき。
「人類の数千年来の哲学は根本的に間違っていた。その誤りが、特に二十世紀における大虐殺、大戦争、大量餓死等の凄まじい悲劇を生み出した」というのが私の考えです。 たとえば、自然科学の分野では、古代ギリシャ時代の科学と、現代のそれを較べてみた場合、比較にならないぐらい現代のほうがレベルが上です。確かに、超能力とか霊魂などを研究対象とする超科学のように、現代の自然科学の理論をもってしても解明できない分野は少なくありません。しかし、自然科学全般ということからすれば、それが非常に高いレベルにあるということは疑いのないことです。 それに対し哲学はどうでしょう。おそらく世界中の哲学者は、現代の哲学の水準は古代ギリシャの頃よりはずっと上、ほかの社会科学とか自然科学同様、高レベルにあると考えていると思います。哲学というものにほとんど関心のない一般の人たちも、哲学というのは、なんだかわけのわからない難しい言葉をたくさん並べているけど、高尚で立派な学問なんじゃないの……とか考えているのではないでしょうか。 しかし、私は敢えて言います。哲学という学問は、アリストテレスやプラトンを代表とする古代ギリシャ時代でも大きな欠陥を抱えていたが、その後レベルが低下して迷路に入り込んでしまった。本来哲学は、人類に幸福と繁栄をもたらす助けとなるべきものだが、その誤りによりとてつもない不幸を人類にもたらしたのです。 数百万人以上が犠牲になったといわれるヨーロッパ中世の魔女狩り。二十世紀におけるヒットラーのユダヤ人大虐殺。スターリンや毛沢東が行った共産主義思想による数千万人を超える では、どこが間違っていたのか。それについて私は、かつて「本能論」「人間の価値」の二部からなる「新・真理」という論文、というより哲学書を執筆しました。今回これを加筆・訂正して発表しようと思いますが、その時期はかなり先になる予定ですので、ご了承ください。 |