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           方位学について 4
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 真北説と磁北説
 大阪市基点と名古屋市基点の方位図

真北説と磁北説
 「方位学について2」でも説明したように、方位を調べる場合、東・西・南・北は30度、北東・北西・南東・南西は60度の範囲となります。どの方位も、その方角の中央のほうが隣の方位との境目付近より効力が強くなりますから、理想としては、境目付近はできるだけ避けたほうがいいということになります。でも、なかなかそうはいかず、境目近くに行かなければならないケースも少なくありません。そしてこの場合、もう一つ問題なのは、方位には真北(しんぼく)説と磁北(じほく)説という二種類の説があって、どちらの説をとるかによって境目近くは方位が変わってしまうということなんです。真北説は、地図が表す北を真の北とするのに対し、磁北説は、磁石が示す北が本当の北であると考えます。

 下の東京を基点とした方位図を見てください。緑の線が真北説、赤の線が磁北説による方位です。磁北説の線のほうが、反時計回りに6度から7度ずれます。東北地方だと8度、北海道だと9度ぐらいずれますから、かなり大きいずれです。これはいったいどちらが正しいんでしょうか。インターネットで調べてみても、それぞれの説を支持する人や、どちらともいえないという占い師など、意見は分かれています。Dr.コパや李家幽竹(りのいえゆうちく)さんは磁北説を支持していて、私も最初は磁北説派でした。でも、最近はむしろ真北説が正しいのではないかなどと考えています。まあ、そのように考える根拠などについては専門的な議論になるのでここでは述べませんが、方位の境目付近へ行くときは、どちらの説をとっても凶方位、特に大凶にならない方位へ行くことが望ましいということになります。

         東京基点の方位図
              東京基点の方位図(緑の線は真北説、赤の線は磁北説)

 たとえば、東京から京都府へ行く場合は、どちらの説をとっても西であることは違いがありません。しかし大阪府に行く場合は、磁北説では西ですが、真北説では、北部は西で南部は南西ということになります。また、北海道に行く場合、函館はどちらの説でも北になりますが、札幌は真北説では北ですが、磁北説では北東との境目ぐらいになります。ですから北が吉方で、北東も大凶でない時に行ったほうがいいということになります。もちろん、どちらも吉方ならベストですが。

 なお、次に大阪市と名古屋市基点の方位図をあげますが、全国では東京・大阪・名古屋以外に住んでいる人たちのほうが圧倒的に多いわけです。そういう方々は『水と気 開運の九星気学』というウェブサイトを利用するといいと思います。全国の好きな場所を基点として、方位の誤差の角度を自由に調節しながら調べられるという優れた機能を無料で利用できます。地域別の地図もあるので、引越しなどをするときの方位調べにも便利です。

大阪市基点と名古屋市基点の方位図

         大阪市基点の方位図
             大阪市基点の方位図(緑の線は真北説、赤の線は磁北説)


         名古屋市基点の方位図
             名古屋市基点の方位図(緑の線は真北説、赤の線は磁北説)


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